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  • ベストセラーのセオリー

    2018:06:15:06:25:32
  • 2018年06月15日

フィクションやスリラー、ミステリーといった類の書籍は、初期販売数が多く、クリスマス近辺に発売されるほど、ベストセラーになり易い。ノースイースタン大学の Albert-László Barabási 教授らの研究が明らかにした。
 
何が本を成功に導くのか。研究では、2008年~2016年の New York Times のベストセラーリストを用いて、本がベストセラーになるか否かを予測する公式を開発した。分析対象としたのは、フィクション書籍2,468タイトルとノンフィクション書籍2,025タイトルである。
 
分析の結果、一般小説や伝記が他のジャンルよりもベストセラーになり易く、最初にリスト上位に来た本ほどベストセラーリストにとどまり続ける可能性が高いこと等が明らかになった。また、フィクションの販売部数はノンフィクションを上回るものの、ノンフィクションのほうが一旦ベストセラーになるとその地位に長くとどまる傾向があることも分かった。
 
Barabási 教授は次のようにコメントしている。「最も驚くべきは、書籍販売の普遍的パターンを発見したことです。ジャンルを問わず、あらゆるハードカバーのベストセラー本は同じ変数に依存する販売軌道に従います。これを基に、初期販売数に基づく書籍販売の予測モデルを作成できました。」
 
この研究は『EPJ Data Science』に掲載された。
 
 
5-APR-2018