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  • フェイク・ニュースは別の手段による戦争の延長である

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  • 2018年06月15日

「フェイク・ニュース」を通じたプロパガンダは、銃弾を使わずに行う戦争の一形態である。プリンストン大学の Melissa M. Lee 助教らの調査結果によれば、それは自国の外交政策を有利に進めるために、近隣諸国の意図的な弱体化を企図した破壊と強制の戦術とも言える。
 
研究では、1960年~2012年までの約半世紀超にわたる78カ国の統計データを分析した。結果が示唆するのは、冷戦以来、多くの国々が近隣の弱小国の国家権力を低下させようとしてきた現実である。このような敵対的な隣国の行動は、安全保障や経済成長、人間の幸福といった面において、弱小国の脅威となる。
 
この論文は「The International Politics of Incomplete Sovereignty: How Hostile Neighbors Weaken the State」と題し、学術誌『International Organization』に掲載された。
 
 
9-APR-2018