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  • 砂糖入りスナック菓子への課税

    2018:06:22:08:30:25
  • 2018年06月22日

砂糖入りスナック菓子への課税は、砂糖入り飲料への課税よりも効果的に糖分摂取量を減らすことにつながる可能性がある。ロンドン大学衛生熱帯医学大学院とケンブリッジ大学、オックスフォード大学の研究チームが明らかにした。
 
この研究は、Kantar World Panel のデータを用いて、2012-2013年における英国の32,000世帯を対象とし、異なる所得グループにまたがるスナック食品の価格上昇と消費者需要との関係について分析したものである。
 
分析結果のポイントは以下の通り。
 
・砂糖入りスナック菓子へ10%の課税を行うと、砂糖入り飲料に課税するのと同様に需要が減少する可能性がある。
 
・チョコレート菓子に課税した場合、砂糖入り飲料やその他のスナック菓子の購入をさらに減らす、ノックオン効果(knock-on effects)があると推定される。
 
・砂糖入りスナック菓子は、砂糖入り飲料の約2倍の糖分を食事に付加する。したがって糖分摂取量の削減という点では、飲料への課税よりもスナック菓子への課税のほうが効果が大きい。
 
・砂糖入りスナック菓子への課税の潜在的影響は、低所得世帯において最も大きくなると予想される。
 
この研究は、National Institute for Health Research Policy Research Programme の資金提供を受けて実施。論文は『BMJ Open』に掲載された。
 
 
26-APR-2018