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  • カンナビノイドの抗がん効果

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  • 2018年08月03日

既往研究はカンナビノイドが抗がん剤治療の副作用の軽減に有用であるとしているが、現在、ロスコック大学メディカルセンターの Burkhard Hinz 教授らによって、カンナビノイドの直接的な抗がん作用が研究されている。カンナビノイドとは大麻草(cannabis)が含有する多様な生理活性物質の総称である。
 
研究によれば、カンナビノイドはがん細胞が分裂して正常な組織に侵入することを止め、腫瘍への血液供給を遮断する可能性が示唆されている。また他にも、カンナビノイドが腫瘍の増殖や拡散に対する免疫力を増強させる可能性を示す研究もある。
 
「新たな抗がん剤へのニーズはいまだ存在します。前臨床モデルのデータ蓄積からは、カンナビノイドが複数のがんステージにおいて抗がん効果を引き出すことが示唆されています。がんの増殖や進行に対するカンナビノイドのインパクトを精査する臨床研究が急務です」と、Hinz 教授は語る。
 
この研究は『British Journal of Pharmacology』に掲載された。
 
 
18-JUL-2018