海外トピックス

  • 運動とメンタルヘルス

    2018:08:10:05:38:32
  • 2018年08月10日

米国の120万人を対象とした調査によると、運動をしている人はしていない人に比べて、1カ月当り1.5日間、メンタル不調を経験する時間が少ない。ただし、運動すればするほど良いわけではなく、週に3~5回、45分程度の運動をすることが望ましいことも明らかになった。
 
研究では、2011年と2013年、2015年の Behavioural Risk Factor Surveillance System の調査に回答した全米50州、120万人の成人の心身の健康や健康に関わる行動についてのデータを分析。結果はすべて、年齢や性別、人種、婚姻状況、所得水準、教育水準、雇用状況、BMI、事項報告による健康状態、うつ病の既往診断の有無を調整したうえで解析された。
 
運動とメンタルヘルスとの関係については解釈が難しい。運動はメンタルヘルスを向上させうるとする既往研究もあるが、因果関係は逆かもしれない。例えば、活動していないことはメンタル不調の兆候となるし、活動的であることは回復を意味するからだ。著者らは、今回の研究は観察研究であり、因果関係は確認できないことを留意点として挙げている。
 
この研究は『The Lancet Psychiatry』に掲載された。
 
 
8-AUG-2018