海外トピックス

  • タトゥと雇用

    2018:08:17:05:43:39
  • 2018年08月17日

職場でのタトゥ(刺青)は今や定着し、競争の激しい労働市場では求職者にとってむしろ有利に働くかもしれない。マイアミ大学ビジネススクールと西オーストラリア大学の調査はそのように示唆している。
 
調査は、2016年夏に全米50州の2,000人超を対象として実施。対象者の約半数が人口100万人以上の都市圏出身であった。分析の結果、外見でわかるタトゥであっても雇用状態や賃金、所得と関係していないことが明らかになった。タトゥのある従業員の賃金や年収は、タトゥのない従業員のそれらと統計学的有意差はなかった。雇用市場においても同様の傾向であり、場合によってはタトゥのある求職者のほうが職を得る可能性が高かった。
 
筆頭著者であるマイアミ大学の Michael French 教授は、タトゥで差別するマネジャーを雇い続けることのリスクを指摘する。「若者の4割にタトゥがあるという普及の現状を鑑みると、タトゥをした労働者を差別している管理監督者は、有能な従業員の獲得競争において不利を自覚するようになるでしょう」と述べている。
 
この研究は『Human Relations』に掲載された。
 
 
9-AUG-2018