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  • 軽い運動が重篤な脳卒中を減らす

    2018:10:05:16:30:28
  • 2018年10月05日

週に4時間以上歩く、2~3時間水泳するなど、軽い運動を行う人々は、そうでない人々に比べて、重篤な脳卒中になる可能性が低い。米国神経学会の学術誌『Neurology®』に掲載された研究が明らかにした。
 
研究では、スウェーデンの2つの脳卒中レジストリから脳卒中のある925人(平均年齢73歳)を特定。登録データには、目・腕・顔の動きや意識レベル、限度レベル等の症状に基づく脳卒中の重症度に関するデータが含まれていた。対象者のうち8割が軽度の脳卒中であった。また対象者は、脳卒中を起こす前にどの程度運動していたのかを尋ねられた。52%が脳卒中前に身体活動をしていなかったと回答した。
 
分析の結果、脳卒中前に身体活動をしていなかった群は、身体活動をしていた群に比べて中等度~重度の脳卒中を起こす可能性が2倍高いことが分かった。身体活動をしていなかった481人のうち軽度の脳卒中だったのは354人(73%)であるのに対し、軽い身体活動をしていた384人のうち軽度の脳卒中だったのは330人(85%)であり、中程度のい身体活動をしていた59人のうち軽度の脳卒中だったのは53人(89%)であった。
 
脳卒中後の自己報告に基づく分析であることに留意する必要はあるものの、「身体活動が脳の健康に影響しうるとのエビデンスが増えており、本研究は同エビデンスを追加するもの」と、分析したヨーテボリ大学の Katharina S. Sunnerhagen 博士は語る。
 
 
19-SEP-2018