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  • エネルギー消費の概日リズム

    2018:11:16:08:38:50
  • 2018年11月16日

学術誌『Current Biology』に掲載された研究によると、休息中の消費カロリーは1日の間でも時間によって異なる。早朝に比べて、午後遅くや夕方に消費する休息中のカロリーは10%以上多くなる。
 
身体活動や覚醒サイクル、食生活の影響を離れ、代謝における概日変化を調べるため、研究では、以下のような特殊環境下においた7人を対象とした。そこには時計も窓も電話もインターネットもなく、参加者たちは就寝時間と起床時間を決められていた。また毎晩、就寝・起床時間は4時間ずつ遅く設定され、それが3週間続く。ちょうど、4時間の時差のタイムゾーンを毎日西へ3週間旅行するような状況に置かれた。
 
「毎週地球を1周するのと同等の状況下にあったため、彼らの体内時計は追い付かず、それ自身のペースで振動するようになりました。こうすることで、日々の異なる生物学的時間ごとに、代謝速度を図ることが可能になりました。」著者の一人、ブリガム・アンド・ウィメンズ病院の Jeanne Duffy 博士はそのように語る。
 
また研究からは、多量の栄養素の利用を反映している呼吸係数(respiratory quotient)においても、概日変化があることが分かった。この係数は夕方に最も低く、生物学的朝において最も高かった。
 
 
8-NOV-2018