海外トピックス

  • グローバルな徴税組織が必要

    2018:12:07:14:51:02
  • 2018年12月07日

世界規模の富の不平等に対処する方法のひとつとして、グローバルな税務当局の創設を唱える経済学者がいる。
 
ロンドン大学の Photis Lysandrou 教授は、新たに刊行した書籍『Commodity: The Global Commodity System in the 21st Century』(CRC Press)において、現行制度下では富の集中と金融危機は不可避であり、強力な国際機関が必要と説く。
 
新たに設立する国際機関に、各国の税制を調整する権限と、グローバルな富の蓄積、すなわち多額の純資産を持つ個人(特に、純資産3,000億ドル以上を保有する人々)に対して課税する権限を与えよ、というのが同書の主張である。
 
教授は次のように言う。「世界の不平等に関わる統計は恐るべきものです。私が見たあらゆるエビデンスが、グローバルな税務当局の必要性が避けられないと示唆しています。それは、政界中の国々の政府から課税する権限を付与され、指名された税の専門家からなる超国家組織です。」
 
 
20-NOV-2018