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  • 医療用マリファナ合法化と若者の大麻消費

    2019:02:22:14:48:49
  • 2019年02月22日

医療用マリファナを合法化した州では、10代の若者の大麻消費が減少していた。米国の高校生を対象とした大規模調査が明らかにした。
 
ボストン大学の心理学者 Rebekah Levine Coley 教授らは、45州・80万人超の高校生を対象とした匿名のアンケート調査の結果を分析。タバコおよびアルコール政策、経済動向、若者の特性や州の人口統計上の数値などの変数を考慮したうえでも、医療用マリファナを合法化した州は、そうでない州に比べて10代のマリファナ喫煙者が1.1%少ないことが分かった。
 
Coley 教授は次のように語る。「医療用マリファナを非犯罪化または合法化すると、アクセスが容易になったり、さほど害がないように見えたりすることで、若者の大麻使用が増えるのではないかと主張する人がいます。」
「しかし、私たちの分析結果は逆でした。これがなぜかは分かりませんでしたが、他の研究は、医療用マリファナ合法化の後、マリファナの害に対する若者の認知度が増えたことを示唆しています。他にも、マリファナの規制緩和がなされたゆえに、親たちの子どもへの監視がきつくなったり、薬物使用についての親子対話のやり方が変わったりした可能性が考えられます。」
 
この論文は『American Journal of Drug and Alcohol Abuse』に掲載された。
 
 
14-FEB-2019