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    2019:03:01:04:44:11
  • 2019年03月01日

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの Gill Weston 博士らの調査研究によれば、週55時間超働く女性はうつ病のリスクが高いが、これは男性には当てはまらない。
 
博士らは、英国の世帯縦断スタディ(Understanding Society, the UK Household Longitudinal Study)のデータを用いて分析。このスタディは、2009年から、英国の代表的な世帯サンプル約4万世帯の健康と幸福を追跡したものである。今回の研究では、2010~2012年における男性労働者11,215人と女性労働者12,188人のデータを収集し、分析した。
 
結果によれば。年齢や収入、健康状態、職業特性を考慮したうえで、長時間勤務(週55時間超)の女性は標準時間勤務(35-40時間)の女性に比べてうつ症状を呈するリスクが7.3%高かった。週末勤務は、男女ともに、うつ病リスクが高いことと関連していた。
 
「この研究は観察研究であるため、正確な原因を突き止めることはできませんが、女性の多くが男性よりも多くの家事労働を行うという、追加の負担に直面していることが分かっています」と、Weston 博士は言う。「さらに、週末に働く女性のほとんどが、低賃金のサービス部門の仕事に集中している傾向があり、それがより高レベルのうつ病につながっています。」
 
この研究は、『Journal of Epidemiology & Community Health』に掲載された。
 
 
25-FEB-2019