海外トピックス

  • 週末の寝だめでは睡眠負債を返せない

    2019:03:08:11:18:07
  • 2019年03月08日

週末にまとめて寝れば、平日の睡眠不足のダメージを修復できるわけではない。コロラド大学ボルダー校の Chris Depner 助教らの研究が明らかにした。
 
研究では、18~39歳の健康な成人36人を対象に、(1)毎晩9時間寝る群と (2)毎晩5時間までしか寝れない群、(3)平日夜は5時間までしか寝れないが週末は好きなだけ寝れる群の3群に分け、実験室に2週間滞在させて食物摂取量や光曝露、睡眠の状況をモニタリングした。
 
観察期間中、睡眠制限を受けた2群は夜間により多くの間食を摂取し、体重が増加し、インスリン感受性の低下が見られた。うち、週末に寝れる群では、週末に軽度の改善(含、夜間の間食の減少)が見られたが、平日の睡眠制限が再開されるとそれら利点は消失した。
 
「結局のところ、週末に寝た人々の代謝結果には何のベネフィットも見られませんでした」と、Depner 助教は言う。
 
また、上級著者を務めた同大学の Kenneth Wright 教授は、「われわれの調査結果は、平日にろうそくを燃やして週末にそれを補おうとすることは一般的行動ではないと示唆しています」と語る。
 
この研究は『Current Biology』に掲載された。
 
 
28-FEB-2019