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  • 放射線医学領域でのスマートスピーカー活用

    2019:04:05:05:23:33
  • 2019年04月05日

スマートスピーカー(Google HomeやAmazon Echo等)の会話型音声インターフェイスを活用することで、放射線医は無菌状態のまま患者の治療に必要な情報を得ることができる。
 
今般、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究チームは、Google Home スマートスピーカー用のアプリケーションを開発した。このアプリは人間の声による質問を処理し、医療機器の正確なサイズに関する推奨事項を提供する。例えば、医師が患者の欠陥にステントを埋め込むためのシース(訳者註:ステントの挿入口)のサイズを知る必要がある場合、スマートスピーカーが特定の状況に基づく正しい情報を伝えるのである。
 
放射線医学の現場には何百もの医療機器があり、あらゆる状況において必要な機器のサイズや種類を把握するのは難しい。しかし、この技術により、医師は時間と集中力を節約し、専門技術により集中することが可能になるという。
 
開発にあたっては、カテーテルやシース、ステント、血管栓など、475機器のサイズ仕様に関わる情報を文献レビューによって取得。自然言語処理は、Dialogflow を使って実装した。研究者らは、技術をさらに発展させ、材料費や在庫に関する情報をも含めるよう計画中という。
 
この研究は、3月24日にテキサス州オースティンで開催された介入的放射線医学会(Society of Interventional Radiology)の年次総会で発表された。
 
 
24-MAR-2019