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  • 民主国家と経済成長

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  • 2019年04月12日

マサチューセッツ工科大学の経済学者 Daron Acemoglu 教授らの研究は、経済成長という面では、民主制(democracy)は開発を大きく増やすことを示している。
 
現に、民主制に移行した国々では、権威主義的体制のままだった場合と比較して、25年間でGDPが20%増加したという。教授らは、1960-2010年における184カ国を調査。その間に、122カ国で民主化があり、民主制から非民主的な政府に移行した71のケースがあった。研究では、各国が統治形態を変えた場合にのみ、焦点を絞っている。
 
単に民主制の国々と非民主制の国々の成長率を比較しただけでは、有用な分析ができないからである。また、Acemoglu 教授は、民主的な政府は権威主義的な政府よりもより多くの課税と投資をする傾向があると指摘している。特に、医療と教育の分野において、その傾向が顕著だという。
 
この論文は、「Democracy Does Cause Growth」と題し、『Journal of Political Economy』に掲載された。
 
 
7-MAR-2019