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  • 子どもの異物摂取が増加

    2019:04:26:09:09:58
  • 2019年04月26日

幼児はモノを口に入れることでこの世界を探検する。多くのモノは比較的無害であるが、中には重篤な事態を引き起こし、直ちに医師の診察を要する場合もある。
 
今般、ネイションワイド小児病院(Nationwide Children's Hospital)の研究チームは、National Electronic Injury Surveillance System のデータを分析し、1995年~2015年までに異物摂取の疑いで救急搬送された6歳未満の小児の状況を明らかにした。
 
分析対象とした21年間において、75万9,000人を超える6歳未満の子どもが異物摂取(誤飲)の疑いで救急搬送された。子ども1万人当たりの異物摂取の割合は、1995年の9.5人から2015年には18人まで増加した(+91.5%)。6歳未満の子どもの推定症例数は、1995年の61件/日から2015年には118件/日まで増加した。
 
年齢層別には、1~3歳(62%)が最も多かった。誤飲した異物としては、硬貨(62%)が最多で、玩具(10%)、宝石(7%)、電池(7%)の順に多かった。結果として入院に至った子どもは10%に満たなかった。
 
電池は全ケースの7%であるが、摂取すると重篤な事態につながりかねない。観察期間中、電池の摂取は1.5倍超に急増しており、懸念事項のひとつである。玩具やキーホルダー、グリーティングカード等に含まれるボタン電池がその86%を占めていた。
 
 
12-APR-2019