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  • クリエイティブな仕事の時間管理法

    2019:06:07:08:34:48
  • 2019年06月07日

創造的な作業と日常の繰り返し作業の双方をこなす必要がある場合、従業員の労働時間をどう構成するのがよいのだろうか?
 
エアランゲン大学ニュルンベルク校の Alexander Brem 教授と Verena Utikal 助教は、この問題を調査し、驚くべき発見をした。どの作業モデルが最も効果的に機能するかは、働く人の衝動性(impulsiveness)によって異なる。
 
研究では、233人を対象に実験を行った。単純な数学問題を解く作業を日常の繰り返し作業と見なし、与えられた文字を組み合わせて出来るだけ多くの単語を作る作業を創造的な作業と見なして、シミュレーションした。あるグループには双方の作業を好きなだけ切り替えることを許したが、別のグループには一つの作業を終えてから別の作業に移るようにした。
 
実験の結果は、普遍的に適用可能な作業モデルがないことを示唆している。また、この研究の主な発見のひとつは、「どの作業モデルが最良の結果をもたらすかは、関係する個々人による」というものである。
 
そしてそれは、作業者がどれほど衝動的か(impulsive)によって異なる。衝動的な人々は、どの作業にどのくらいの時間を割くかを自分で差配できると、より創造的になる。一方で、衝動的でない人々は、自由に使ってよい時間に創造的な作業を課されると苦しむのである。
 
この研究は、学術誌『Creativity and Innovation Management』に掲載された。
 
 
23-MAY-2019