海外トピックス

  • ライドヘイリングサービスが街を変えつつある

    2019:07:19:09:10:30
  • 2019年07月19日

ニューヨーク市のタクシー・リムジン委員会から入手可能なデータを分析したところ、同市の五つの特別区における有料乗車回数は、2014年から2017年の間に46%増加(乗車回数にして毎年8,700万回の増加)していることがわかった。
 
現状、Uber や Lyft のようなサービスに関する情報を研究者が利用できる手立ては限られている。ただし、今回の分析を行ったコネチカット大学の研究者らが驚いたのは、利用可能な限定的データの範囲内でさえ、ライドヘイリングサービス利用の急増が明白かつ重大であったことである。
 
コネチカット大学地理学部の Carol Atkinson-Palombo 教授は、ニューヨーク近郊地域は公共交通機関や従来のタクシーサービスの恩恵を十分受けてこなかったが、Uber や Lyft のような企業が、これまで満たされなかった人々の移動ニーズに応えているのだという。しかし、彼らが営利企業であるという点において、温室効果ガス排出量の増加など、新たな懸念もある。
 
「重大なことが起きつつあり、ライドヘイリングサービスが街を変えつつあります。何が起きているのかについて、より明らかにすることを躊躇してはいけません。何が起きているのかが分からなければ、政策決定者は対応できませんし、私たちも公共財の最適配置を民間企業に頼るわけにはいきません」と、Atkinson-Palombo 教授は語る。
 
 
8-JUL-2019