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  • ビタミンD補給は2型糖尿病の進行を遅らせる可能性がある

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  • 2019年08月09日

ラヴァル大学の Claudia Gagnon 博士らの研究によれば、ビタミンD補給は2型糖尿病の進行を遅らせる可能性がある。この知見は、ビタミンDを高用量補給することでグルコース代謝が改善され、2型糖尿病の発症や進行を防ぐことができると示唆している。
 
研究では、2型糖尿病と新たに診断された患者と前糖尿病患者を対象に、グルコース代謝に対するビタミンD補給の効果を検討した。研究開始時には、対象者の46%が低ビタミンDレベルにあったが、ビタミンD補給は6か月後の対象者の筋肉組織におけるインスリンの作用を有意に改善した。
 
Gagnon 博士は、次のようにコメントしている。「糖尿病リスクが高い人や新たに糖尿病と診断された人の間で、ビタミンD補給後にグルコース代謝が改善した理由は不明です。既往研究では、長期の2型糖尿病患者の間では、効果を示すことができませんでした。これは、代謝機能の改善が長期疾患の患者では検出が困難であるという事実、または有益性を確認するためにより長い治療時間が必要であるという事実によると考えられます。」
 
『European Journal of Endocrinology』に掲載された。
 
 
25-JUL-2019