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  • ロンドンの淡水源に高レベル抗生物質耐性遺伝子

    2019:08:16:09:31:57
  • 2019年08月16日

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の調査によれば、ロンドン中心部の淡水源には高レベルの抗生物質耐性遺伝子が含まれている。中でも、テムズ川が最も高い。
 
プロジェクトリーダーの Lena Ciric 博士ら研究班は、水1リットル当たりの各耐性遺伝子の数の情報を得るためのDNAベースの方法を開発。ロンドン各地の水系における耐性遺伝子の情報を比較検討した。
 
さらなる研究を要するものの、今回の調査結果は、飲料水中に微量の抗生物質と耐性遺伝子が存在する可能性を示唆している。現状、水源から抗生物質や耐性遺伝子を除去するための法律はない。
 
なお、テムズ川には上流域およびロンドン市内の双方で、排水処理施設から大量の放流があるため、より高レベルの抗生物質および耐性遺伝子が存在する可能性があるのだという。
 
研究班は現在、飲料水処理の一形態である緩速砂ろ過装置を用いて、ロンドンの天然水系から採取した水から抗生物質と耐性細菌および遺伝子を除去するを実験を行っている。
 
 
25-JUL-2019