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  • 近視を予防する光は存在するか

    2019:08:23:09:35:17
  • 2019年08月23日

ヒューストン大学検眼学科の Lisa Ostrin 助教の研究室では、夜になるとディスコの仮眠パーティーのような光景が見られる。7歳から14歳の子どもが保護者と一緒に寝て、ブルーライトやレッドライトを定期的に浴びているのだ。
 
「私の研究室は、夜は5つ星ホテルになります」と、国立眼科研究所からの180万ドルの研究資金で行われているプロジェクトについて、Ostrin 助教はユーモア交じりに語る。
 
研究の目的は、眼鏡を必要とする若者が増え続けている理由の探索である。より具体的には、特定の種類の光に曝されると近視になったり、近視を予防できたりする可能性を探ることである。
 
「子どもの近視の有病率は遺伝学で説明できる速度を超えて増加しており、それは子どもたちの環境や行動によるものと考えられます」と、Ostrin 助教は言う。コンピュータやビデオゲーム、携帯電話からの光が近視に与える影響についての研究が続いているが、新たな手がかりが明らかになっている。
 
それは、屋外光、あるいは周囲の照明(outdoor light, or ambient illumination)の影響である。「最も強力なエビデンスは、屋外で長く過ごす子どもほど近視が少ないということです。私たちはその理由を探ろうとしています」と、Ostrin 助教は語る。
 
 
5-AUG-2019