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  • 家庭冷蔵庫のデータ分析

    2019:09:27:10:37:15
  • 2019年09月27日

米国人は予想以上に多くの食べ物を捨てている。オハイオ州立大学の大学院生 Megan Davenport 氏らの研究は、世に先駆けて、米国人家庭の冷蔵庫をデータ主導で観察した。
 
研究では、米国冷蔵庫協会の調査データを使用し、調査参加者の307人と追跡調査の169人から冷蔵庫の中身と使用方法に関する情報を得た。
 
調査参加者は、冷蔵庫の中の肉類の97%を食べると思っていたが、実際に食べたのは約半分であった。また、野菜の94%を食べると思っていたが、食べたのはわずか44%だった。果物では71%食べると思っていたが食べたのは40%であり、乳製品では84%食べると思っていたが食べたのは42%だった。
 
研究からは他にも、頻回に冷蔵庫を掃除した人ほど多くの食べ物を廃棄したこと、栄養表示をチェックした人は無駄にした食べ物が少ない傾向があること、若い世帯よりも高齢世帯の方が無駄を避ける可能性が高いことなどが分かった。また、食品を廃棄する要因としては、臭いや外観、ラベルの日付など、食品の安全性に関する懸念が主であった。
 
「人が食べる冷蔵食品の量は、予想よりもはるかに少ないのです。また、品質ラベル表示についてよくわかっていないので、また食べられる食品を捨てている可能性が高いです。」と、研究の上級著者である Brian Roe 教授は言う。
 
この研究は『Resources, Conservation & Recycling』に掲載された。
 
 
29-AUG-2019