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  • 上司へのお追従が、職場の問題行動を増やす

    2019:10:25:05:06:30
  • 2019年10月25日

上司へのおべっか(kissing up)は、従業員としてのキャリアアップに役立つ可能性がある一方、自己管理のリソースが枯渇することで、職場での問題行動につながる可能性もある。オレゴン州立大学経営学部の Anthony Klotz 教授らの研究が明らかにした。
 
教授らは、中国の中間管理職75人を対象とし、彼らが上司に対するイメージ管理の戦術をどのように使用したかを調査した。彼らが使う主な戦術として注目したのは、迎合(ingratiation)と自己宣伝(self-promotion)の2つである。
 
ここで言う迎合、またはおべっかには、お追従やお世辞等、上司の意見に同調し、好意を示すことが含まれる。自己宣伝とは、成功を称え、パフォーマンスを誇示し、他の重要人物とのつながりを強調することである。
 
分析の結果、明らかになったのは、従業員が迎合に携わる程度は日々大きく異なることである。また、迎合すればするほど、日々の自己管理リソースが枯渇することも明らかになった。消耗した従業員は、仕事ではなく、おしゃべりやネットサーフィンなど、職場での逸脱行動をする可能性が高くなった。
 
この研究は『Journal of Applied Psychology』に掲載された。
 
 
25-JUL-2018