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  • 感染症で再入院する高齢者が多すぎる

    2019:11:01:05:28:48
  • 2019年11月01日

入院した高齢者の約15%が、退院後1カ月以内に再入院する。
 
ミシガン大学の Geoffrey Hoffman 助教らは、65歳以上の患者およそ32万人分のデータを精査し、入院した高齢者の2.5%が、同じまたは関連する感染症によって再入院したことを明らかにした。また、退院後に介護施設に行った患者に比べて、在宅ケアに行った患者の方が感染症の再発率が高いことも分かった。
 
感染症の最たるものは、クロストリジオイデス・ディフィシル感染症(再入院率5%)であり、その次が、尿路感染症(再入院率2.4%)であった。
 
全体で2.5%という再入院率は小さく見えるが、前後の文脈が重要と、Hoffman 助教は指摘する。すなわち、病院がメディケアに請求済ということは、感染症の治療済ということ。再入院率はゼロにはならないものの、限りなくゼロに近くなるはず、と言うのである。
 
また、Hoffman 助教は、退院後に在宅に戻った患者のセルフケアに関する懸念を提示。今回の結果は、在宅医療の感染制御が不十分であることを示唆しており、在宅での患者および介護者に対し、トレーニングの必要性を説いている。
 
この研究は『Journal of The American Geriatrics Society』に掲載された。
 
 
23-OCT-2019