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  • 終末期のうつの実態

    2019:11:15:08:57:48
  • 2019年11月15日

うつ病はQOLに多大な影響を及ぼすが、終末期のうつに関しては、あまり知られていない。
 
今般『Journal of the American Geriatrics Society』に発表された研究によれば、死ぬ前の1カ月間では59.3%の人々がうつ状態にあったことが分かった。
 
この研究は、研究終了までに死亡した3,274人を対象としたインタビュー調査をもとにしている。うつ症状は、死の12カ月前から4カ月前にかけて徐々に増え、4カ月前から1カ月前に急激に増えた。
 
女性や若年成人、非白人成人では、抑うつ症状の割合が高かった。がん患者では終末期にうつ症状の増加があったが、肺疾患やADLに障害がある人々の間では死亡前の1年を通じて持続的に高い割合でうつ症状があった。
 
論文の筆頭著者であるラドガース大学の Elissa Kozlov 博士は、終末期のメンタルヘルスに関して、さらなる研究と政策による対応の必要性を説く。
 
 
6-NOV-2019