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  • 幼児期における喫煙への曝露のリスク

    2019:12:27:04:28:15
  • 2019年12月27日

生後4年以内に喫煙への曝露があった子どもは、多動性障害を抱えるリスクが高い。今般、『Journal of Child Psychology and Psychiatry』に掲載された研究は、そう示唆している。
 
研究では、1,096人を対象に、生後6カ月、15か月、24か月、48カ月時点の唾液に含まれるニコチン量から喫煙の曝露状況を定量化し、子どもの行動障害との関連性を検討した。親からの報告ベースでなく、子どものニコチンへの曝露状況を正確に掴んでいることが、この研究の強みである。
 
分析の結果、ニコチン含有量と多動性障害の症状との関連が示された。また、この関連性は、家庭の貧困レベルや親の教育歴・病歴等、その他のリスク因子を調整後も有効であった。さらに、妊娠中に喫煙した母親を分析モデルから除外しても、この関連性は変わらなかった。
 
妊娠中の喫煙のリスクは広く知られている。しかし、この分析結果は、産後も子どもへのリスクが継続しうることを示唆している。
 
 
4-DEC-2019