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  • 南アの少女のうつ病とHIV

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  • 2020年02月07日

南アフリカでは、少女たちの実に4人に1人が、成人に達するまでにHIVに感染する。うつ病を経験すると、彼女らのHIV感染のリスクはさらに高まる。カリフォルニア大学バークレー校の Jennifer Ahern 教授らの研究が明らかにした。
 
この研究は、南アフリカ・ムプマランガ州に住む13~21歳の女性2,533人のデータに基づく。彼女らは、研究開始時にうつ症状についてのスクリーニングを受け、その後6年間毎年HIVの検査を受けた。
 
研究開始時にうつ病だったのは18%強だった。最終的に、うつ病のある群では11%弱、うつ病のない群では6.5%がHIVに感染した。また、うつ病のある少女たちは、両親と親しい関係がなく、コンドームの着用を頼んだら殴ってくるパートナーがいると報告する可能性が高かった。
 
うつ病とHIVの関連は分かっていたが、うつ病がHIVにつながるのか、HIVがうつにつながるのかは分かっていない。「恐らくそれは両方だが、少なくとも今回対象とした集団では、矢印は一方向、うつ病がHIVにつながると示すことができました。これは介入のターゲット決めに重要な意味を持ちます」と、Ahern 教授は語る。
 
この研究は『American Journal of Epidemiology』に掲載された。
 
 
19-NOV-2019