海外トピックス

  • 米国の住宅ローン市場における人種差別

    2020:02:14:05:13:50
  • 2020年02月14日

過去30~40年間、ローン拒否やコスト面での人種差別はあまり減っていないが、住宅市場における人種差別そのものは減ってきている。
 
黒人やラテンアメリカ人、アジア人に対する住宅市場および住宅ローンにおける差別がどのように変化したかを検討したノースウエスタン大学社会学部の Lincoln Quillian 教授らの研究が明らかにした。教授らは、1976年から2016年までの既存の研究のメタ解析によって、過去40年間の状況を精査した。
 
たとえば住宅広告での差別など、あからさまな人種差別は減少したものの、住宅ローン市場での人種差別は未だ厳然と存在する。分析の結果、ローン拒否の人種格差がわずかに減少しただけで、住宅ローンにかかる金利・手数料の人種格差は全く減少していないことが明らかになった。
 
この研究は、学術誌『Race and Social Problems』に掲載された。
 
 
23-JAN-2020