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  • 新刊 『COVID-19の時代の経済学』

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  • 2020年05月01日

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックに伴い、さまざまな情報が錯綜している。多くの人々が目先のニュースを気を取られ、より広範な問題が発生しつつあることに気づいていない。
 
今般、トロント大学ロットマン経営大学院の教授の経済学者 Joshua Gans 教授は、今日のパンデミック経済へのガイドとなりうる書籍『COVID-19の時代の経済学』(Economics in the Age of COVID-19)を発刊した。
 
 
 
ウイルスを封じ込め、経済を一時停止し、事業が失敗したり人々が仕事を失ったりしないようにすることが、必要な最初のステップであると、教授は示す。書籍では、封じ込めから再起動、回復と強化に至るまでのパンデミック経済の各フェーズについて概説している。
 
教授は、公衆の健康(public health)と経済の健康(economic health)とのトレードオフという見方に警鐘を鳴らす。ウイルス封じ込めの時期は、人々の安全な相互接触を可能にするツール開発をする機会であり、封じ込め後は一転、イノベーションに傾注すべきであり、そして最後に、将来のパンデミックから身を守るための計画に衆知を結集すべきとする。また、経済回復に有用であろう各種政策ツールについても調べている。
 
 
23-APR-2020