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  • 「原因と治療」から「受容」へ:ポスト紙の自閉症描写

    2020:05:29:08:44:55
  • 2020年05月29日

ワシントンポスト紙の自閉症の描写は、「原因と治療」(cause and cure)から「受容」(acceptance)へ焦点を当てる形へとシフトしてきている。2007年から2017年に発表された315の記事を調べた研究が明らかにした。
 
この研究は、カリフォルニア大学サンタクルズ校の卒業生 Noa Lewin 氏と同校で心理学を専門とする Nameera Akhtar 教授によってなされた。分析の結果、2人は、ワシントンポスト紙の記事が「神経多様性」(neurodiversity)について描写するようになり、自閉症の人々の長所を認めることにつながる可能性が高まることを発見した。
 
「私たちは障害を医学上の悲劇と考える傾向があります。そして、態度や全身の能力、障壁が障害にどう寄与するかについては考えないのです」と、Lewin 氏は言う。Akhtar 教授は、自閉症に関するメディア表現の変化を喜び、「自閉症の人々は、自閉症の研究に関与すべきです」、「ノアと一緒に仕事ができて、インサイダー視点を得られたのは喜びでした。たくさんのことを学びました」と語る。
 
この研究は『Disability and Society』にオンライン掲載された。
 
 
14-MAY-2020