米ジョンズ・ホプキンズ医学研究所は、全米約5,500人を対象に、医師の対応の満足度調査を行なった。それによると、回答者の76%が「尊重されていると感じる対応を受けた」と、77%が「治療法を決める際に自分の意思を十分考慮に入れてもらった」と答えたという。
アンケートでは過去2年に受けた診療で、医師の対応の仕方にどの程度満足したかを尋ねた。アンケートの対象者5514人で、人種別では、白人、アフリカ系、ヒスパニック系、アジア系を網羅。過半数を女性で、高等教育を受けた富裕層が占めた。
アンケートではまた、医師の勧めに従って治療を継続しようと思う条件についても尋ねた。これに対しては、アフリカ系など白人以外の米国人が、医師から尊重されていると感じる扱いを受けることを重視する一方、白人は治療法の決定に自分の意思が反映されることを希望する傾向にあったという。
アンケートの結果は「The Annals of Family Medicine」に掲載された。 |