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海外トピックス
英科学専門誌「Nature」および全米科学振興協会(AAAS)のオンラインニュースサービスなどから抜粋した記事、プレスリリースの要約記事を掲載しています。
掲載日: 2006.10.13
100%ジュースの摂取量と未就学児の肥満に関係はない
 小学校入学前の子供の100%ジュースの摂取量と肥満には関係ないという研究が10月にアメリカ小児科学会誌に発表された。この最新の研究は政府の食事に関するデータベースを使用し、2歳から5歳の小児に対して行われた。小児のジュースの摂取量は政府のガイドライン内に収まっており、ジュース摂取により摂取カロリーは増えていたが、BMIとジュース摂取量の間に関係は認めなかった。
First released 05 Oct 2006 @
自動車内の喫煙による子供への影響
 タバコの副流煙は子供に対して深刻な影響があり、中耳炎や気管支炎、乳幼児突然死症候群などを来たす可能性が高くなる。自動車内の副流煙についての研究はあまりなかったが今回ハーバード公衆衛生大学院の研究者らにより初めて自動車内の副流煙の浮遊粉じん濃度の測定が行われた。それによればわずか1本5分の喫煙により浮遊粉じん濃度は有害なレベルまで上昇し、自動車内の喫煙は子供の健康に重大な影響を与える可能性が高いことが判明した。
First released 05 Oct 2006 @
二つのリスク:肥満かつ喫煙は死亡リスクを高める
 肥満がありなおかつ喫煙もしている場合、死亡リスクが3.5から5倍に高くなるという研究が『the American Journal of Preventive Medicine』の11月号に発表された。循環器系の病気だけで言えば死亡リスクは6から11倍にまで高まるという。
First released 03 Oct 2006 @
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