テニス肘は肘部における手関節や手を動かす筋群の腱炎であるが消炎鎮痛薬や装具ストレッチなどの保存的治療で改善しないことも多い。スタンフォード大学医療センター・メンロークリニックの医師らが『The American Journal of Sports Medicine』11月号に発表した研究によれば、患者本人から採取した血液を濃縮して作られた濃縮血小板を患部に注射することによって、手術と同等の改善効果が得られることがわかった。
セントルイス大学肝臓センターの研究者らは、リバビリンとインターフェロン併用療法に反応しないC型肝炎に対する新しい併用療法について研究結果を発表した。リバビリンと高容量コンセンサスインターフェロン(Infergen)の併用療法は従来の併用療法に比べて二倍の効果がある。この研究は米国肝臓学会議(The annual American Association for the Study of Liver Diseases meeting)に発表された。