診断用の3D超音波エコーを用いた生体認証システムの研究が、University of Michiganの研究者らによって5月7日のAmerican Roentgen Ray Society Annual Meetingに発表された。指の内部構造を偽造したりすることは一般に困難であり、3D超音波エコーによる指の画像を利用すれば新しい指紋認証システムをつくれる可能性がある。
First released 04 May 2007 @
■
マルチスライスCTは急性腹痛の在院日数を減らす
急な腹痛で救急外来を受診する患者の中には特に大きな異常のない場合も含まれる。そのような患者において、腹部レントゲン撮影のみ行なった場合と、X線線量を抑えた腹骨盤マルチスライスCTを行なった場合を比較すると、後者のほうが入院期間は短くてすむ。この研究はEmory University School of Medicineの研究者らによって、2007年5月8日開催のAmerican Roentgen Ray Society Annual Meetingにて発表された。
First released 04 May 2007 @
■
高血圧治療薬に認知症の予防効果有り
高血圧治療薬であるACE阻害剤の中には、血液脳関門を超え中枢に作用するものがある。この種のACE阻害剤は高齢者の記憶力低下や認知機能の障害を低下させる効果があるとする研究を、Wake Forest University School of Medicineの研究者らがシアトルで行なわれた annual meeting of American Geriatrics Societyにて発表した。
