エレベーターによる小児の怪我について、大規模な疫学的研究が米国内で初めて行なわれた。Indiana University School of MedicineとOhio State University の研究者らはこの研究結果を『Clinical Pediatrics』のオンライン版に発表した。今回の研究によれば小児の怪我のうちで2歳までの乳幼児が占める割合が28.6%と一番多かった。
First released 18 Jun 2007 @
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タミフルはインフルエンザ大流行時に必要なコストを半減させる
インフルエンザの患者に接触した人々に予防的にタミフルを投与すれば、罹患率や死亡率を減少させることが出来る。またそのコストは予防的介入を何も行なわなかった場合の半分で済むとするモデル研究がUniversity of Torontoの研究者らによって発表された。
First released 22 Jun 2007 @
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うつ病や不安神経症の学生の多くは治療を受けようとしていない
今回2785人の精神疾患を抱える学生に対する調査がUniversity of Michigan School of Public Health の研究者らによって行なわれた。この調査によれば、不安神経症やうつ病を抱える学生の半分以上は、治療を受けるべく積極的な行動を起こしていなかった。経済的に裕福でない家庭に育った学生では、その比率は2倍近く上昇しており、受療行動に消極的な原因としては社会的経済的な要素が大きいと予想される。