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海外トピックス
英科学専門誌「Nature」および全米科学振興協会(AAAS)のオンラインニュースサービスなどから抜粋した記事、プレスリリースの要約記事を掲載しています。
掲載日: 2007.11.16
特発性アナフィラキシーの原因―Blood
 肥満細胞のKit受容体の異常が特発性アナフィラキシーの原因となる。NIHの一部門であるNational Institute of Allergy and Infectious Disease(NIAID)の研究者らは、肥満細胞腫の患者を対象にした研究を行い、その結果を発表した。肥満細胞はアレルギー反応とかかわりのある免疫系の細胞で、アナフィラキシーの時にはヒスタミンやプロスタグランジン、ロイコトリエンなどが大量に肥満細胞から放出されている。また肥満細胞腫(血液腫瘍の一種)の患者は特発性アナフィラキシーと同様、ショック状態や意識消失などの症状を来たすことが知られている。
First released 09 Nov 2007 @
尿閉を来たした男性の1年以内の死亡率―British Medical Journal
 英国では1998年から2005年の間に、45歳以上の男性176,046人が尿閉でNHSの病院を受診している。これらの患者を調査した結果、慢性の尿閉患者の7人に1人、急性の尿閉患者の4人に1人が1年以内に死亡している事が判明した。この調査結果はBritish Medical Journalに掲載された。
First released 09 Nov 2007 @
インシュリン内服による1型糖尿病の予防
 インシュリンの内服を毎日続けることによって1型糖尿病の発症を予防もしくは遅らせることが可能である。Children’s Hospital of Pittsburgh は他施設と合同で行った国際的臨床試験、Diabetes Prevention Trial 1の結果を公表した。
First released 09 Nov 2007 @
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