エボラウイルスは感染後の致死率の高さから、研究するためには非常に高い安全性を持つ施設が必要になる。しかしそのような研究所は少なく、研究が十分に進んでいない。今回University of Wisconsin-Madison School of Veterinary Medicineの研究者らはエボラウイルスを無力化する手法を開発したと発表した。この研究は『The Proceedings of the National Academy of Sciences』に掲載された。
First released 21 Jan 2008 @
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悪性軟部腫瘍の治療方法及び治療成績の人種における差異
四肢に出来る悪性軟部腫瘍の治療において、放射線治療などが発展したこともあり、切断術を行わない場合がほとんどである。しかし黒人は白人に比べて切断術を受けることが多く、その他の補助療法もあまり受けていない。また死亡率も高くなっているなど、人種や民族によって受ける治療や治療成績は違っている。この研究はAmerica Cancer Societyの学会誌『Cancer』3月1日号に掲載された。
First released 22 Jan 2008 @
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卵巣腫瘍のリスク?―飲酒、喫煙、カフェイン
飲酒や喫煙は卵巣腫瘍のリスクとはならない。またカフェインの摂取はリスクを減少させる可能性がある。この研究はHarvard Medical School of Public Healthの研究者らによって『Cancer』2008年3月1日号に発表された。