Yale University School of Medicineの研究チームは、乳癌患者に対してMRI検査を行うことにより、より的確な治療法の選択が可能になるとする研究結果をAmerican Roentgen Ray Society’s annual meetingで発表した。この研究によればMRI検査を施行した患者110名のうち31名(28%)において、新たな病巣の発見などにより外科的治療法の変更が行われた。
First released 11 Apr 2008 @
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偏在するホスピス―米国での現状
University of Michigan Health Systemの研究によれば、高齢者、低所得層、低学歴層が多く住む地域にはホスピスがほとんどみられないことが分かった。現在米国国民の3分の1以上はホスピスで死を迎えている。10年前と比べれば終末期のケアは大きく進歩したと言えるが、まだホスピスサービスには格差があると言わざるを得ないようだ。
First released 11 Apr 2008 @
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カルシウムとビタミンDに大腸癌予防の働き
Emory Universityの研究チームによればカルシウムやビタミンDには大腸癌の発症を予防する可能性がある。彼らはSan Diegoで行われたAmerican Association for Cancer Researchの学会に3つの発表を行った。カルシウムとビタミンDを摂取した被験者では、細胞の死亡をコントロールするBaxと呼ばれるタンパク質の量が増えており、これにより大腸癌の前癌状態の細胞を死亡させられる可能性がある。