www.senken.net サイト内 web全体

		<<　トップへ戻る 海外トピックスバックナンバー一覧へ　>> 英科学専門誌「Nature」および全米科学振興協会(AAAS)のオンラインニュースサービスなどから抜粋した記事、プレスリリースの要約記事を掲載しています。 掲載日: 2008.05.02 ■ アスピリンにインシュリンの分泌を促す効果 　スペインの研究チームが『Journal of Endocrinology & Metabolism』に発表した研究によれば、糖尿病ではないが肥満がある人々にアスピリンを投与すると、インシュリンの分泌を促し血糖値を下げる効果があることが分かった。 First released 29 Apr 2008 @ ■ 出血性ショックに対する高濃度輸液 　大量出血の患者に生理食塩水を点滴することは、外傷治療においてガイドラインで推奨される一般的な治療法である。しかしUniversity of California ? San DiegoのBioengineering研究チームが行った研究によれば、さらに効果的で救命率の上がる治療法の可能性がある。大量出血患者では、組織への血流が減少することにより死を招く。しかし、生理食塩水の8倍の濃度の輸液を行うと血管内に水分を引き寄せ、血流をより効果的に保てる。これにより組織への血流を確保することが可能となる。この研究は『Journal Resuscitation』の最新号オンライン版に掲載された。 First released 29 Apr 2008 @ ■ レストランに対する検査の頻度について 　食物が原因となる病気は米国内で1年間の間に7600万人に及ぶと推測されている。またそのうちの半分は外食が関係している。なので、食物が原因となる病気を防ぐためにはレストランを対象にした検査も重要となってくる。しかし一般国民が期待しているほど検査は行われておらず、検査結果もしっかりしていない。このことに一般国民は気付いていないということが今回の研究で分かった。この研究はTennessee Department of Health and Vanderbilt University School of Medicineのチームが『American Journal of Preventive Medicine』最新号に発表した。 First released 29 Apr 2008 @