高血圧や高脂血症で動脈硬化が進行することは知られている。また米国内で動脈硬化により腹部大動脈瘤を来たし死亡する患者数は年間1万5千名にのぼる。しかしcyclophilinA(CypA)と呼ばれるタンパク質に関する遺伝子を除去すると、腹部大動脈瘤の発生を抑制できる可能性がある。University of Rochester Medical Centerの研究チームはマウスを用いた研究結果を『Nature Medicine』 に発表した。
First released 10 May 2009 @
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皮膚の色とニコチン依存性の関係
皮膚のメラニンの量と、一日のタバコの量やニコチン依存性には相関がある。Penn State Universityの研究チームは上記研究結果を『Pharmacology, Biochemistry and Behavior』
2009年6月号に発表した。
First released 08 May 2009 @
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摂取カロリーの多さのみが体重増加と関連する
今まで、肥満は摂取カロリーの増加と運動量の減少で起こるとされてきたが、双方の影響の割合ははっきりとしていなかった。今回European Congress on Obesityに発表された研究によれば、米国での1970年代以降の肥満の増加は、運動量とは関係なく摂取カロリーの多さのみで切説明される。