食事中のアミノ酸(グルタミン酸)の摂取量が多いと血圧が低くなる傾向があることがDepartment of Preventive Medicine in Feinberg School of Medicine at Northwestern Universityの研究によって分かった。この研究は『Circulation』に掲載された。食事からのグルタミン酸の摂取量が4.72%増えると収縮期血圧で1.5〜3.0mmHg、拡張期血圧で1.0〜1.6mmHg 血圧が低下する。少ないと感じるかもしれないが、国民の血圧の平均値を2mmHg下げることが出来れば、冠動脈疾患で死亡する患者数は6%(約8600人)減ると推測される。
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