近年、糖尿病、心疾患、腎臓病など様々な疾患に関係する有害物質として注目されているAGEは、西洋の食事に多く含まれていて、加熱や乾燥、スモーク、揚げる、などの調理法によって増加することが分かっている。Mount Sinai School of Medicineの研究チームが今回発表した研究によれば、食事からのAGEの摂取量を減らすことによって、炎症反応を少なくし免疫力を回復させることが可能である。またその影響は食事のカロリーや栄養素の摂取状況とは関係ないことも分かった。この研究は『Journal of Clinical Endocrinology and Metabolism』10月/11月号に掲載された。
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