イタリアのUniversity of Leicester とUniversity of Ferraraの両大学は癌性疼痛に対する新しい薬の開発に着手していると発表した。この研究はまだ早期の段階ではあるがモルヒネのような副作用や耐性の問題がなく、癌性疼痛に対する効果を期待できる。
First released 21 Jun 2010 @
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腎臓提供者の腎機能低下
腎臓を腎移植のために提供した人において、メタボリックシンドロームは腎機能低下の危険因子であることが分かった。Mexico's Instituto Nacional de Ciencias Medicas y Nutricion Salvador Zubiranの研究者らは、腎臓提供者140名のうち、メタボリックシンドロームのある28名とそれ以外の112名を比較した。その結果メタボリックシンドローム群では、2倍早く腎機能低下が進行することが分かった。
First released 20 Jun 2010 @
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抗酸化物質はインシュリン感受性を改善する
Catholic University of the Sacred Heart in Romeの研究者らによれば、抗酸化物質の豊富な食物の摂取により、肥満症の成人のインシュリン感受性が改善し、治療薬メトフォルミンの効果も増強される可能性がある。この研究結果はSan Diego で行われたEndocrine Societyの第92回学会で発表された。