閉経後の女性でエストロゲンとプロゲスチンを併用している場合、肺癌になるリスクが増大するという研究がいくつか報告されていたが、エストロゲン単独使用の影響は分かっていなかった。今回Women’s Health Initiative trialという大規模研究の一環で、その影響が調査された。その結果によれば、閉経後にエストロゲンを単独で使用していても肺癌に罹患する危険性は増大しない。この研究は『Journal of the National Cancer Institute』8月13日号に掲載された。
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