乳幼児の虐待の発見には全身のレントゲン写真が有用だとされているが、それは骨折を発見することが出来るからである。今回Children’s Hospital Boston and Harvard Medical School の研究者らは虐待が疑われる乳幼児21名に全身MRI検査を施行した。その結果明らかな骨折だけでなく、レントゲンでは見つからない骨折、関節液の貯留、筋肉や皮下組織の損傷とまで描出可能であった。この研究結果は『American Journal of Roentgenology』9月号に掲載された。
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