2005年5月2日掲載の「なぜゼロ成長が続いているのか〜国富1,300兆円喪失の背景〜」に関するご意見です
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長谷川さんのコラムを見て思い出したことがある。国内総生産(GDP)と税収の関係だ。下図を見て欲しい。1990年を100とした時の各年度のGDPと税収の変動率である。GDPは、1990年を100とすると2002年度では110.6%となっており、額的には、ここ数年500兆円前後で横這いである。一方、税収は年を追うごとに下降し、2002年度で72.9%まで落ち込んでいる。額でいうと1990年度に60.1兆円あったものが、12年間に43.8兆円まで下がった。年当たり約1.4兆円近くも減少したことになる。
GDPに対する税収の割合を見ても1990年に13.4%あったものが、2002年度には8.8%と4.6%も落ち込んでいるのだ。何故こんな事が起こるのか、わかる人がいたら是非投稿して教えてください。
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