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工藤高の外来点数マニュアル
工藤高の外来点数マニュアル
外来点数マニュアル 表紙 このコーナーでは「知る権利に答える 外来点数マニュアル」(著者:工藤高 日本医療総合研究所 主席研究員、発行:日本医療総合研究所、製作:東京法規出版、定価:3,000円、税込み)をベースに、著者、工藤高氏による点数の疑義解釈等に関する最新情報のほか、先見創意の会会員はじめ、読者の皆様方とのQ&Aを随時掲載します。
(株)日本医療総合研究所 主席研究員 工藤 高  会員、読者のご質問は、お問い合わせページで随時受け付けております。

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 第3回
 「2006年版『外来点数マニュアル』の追補、増補、正誤」
1.追補、増補

 本書は2006年3月末現在時点の情報をもとに書かれております。その後の追加通知や疑義解釈等により、明確になったことを順次記載していきます。

(1) P19の下の囲み「外来診療料に含まれる医療行為」より「D熱傷処置」を削除。
(更新日06年5月8日)
3月31日付け追加通知により、熱傷処置は外来診療料に含まれずに出来高算定できると訂正されました。
(2) P12の上から8行目「同日初診」についての「特定疾患療養管理料等の初診から1月経過しないと算定できないものは対象となり(135点の2つ目の初診を算定すると管理料は1月算定できなくなります)」について
(更新日06年5月8日)
4月28日付け事務連絡「疑義解釈資料の送付について(その5)」の「同一日複数科受診時の初診料」において「初診料を算定した診療科では、1月以内は特定疾患療養管理料は算定できない。ただし、再診料を算定する診療科においては、要件を満たせば特定疾患療養管理料を算定できる」とされました。つまり、糖尿病で内科を受診中の患者が同日初診として整形外科を受診した場合、内科における特定疾患療養管理料は算定できるとされました。算定できないのは同日初診料を算定した診療科に係る「初診から1月は算定できない」が要件になっている医学管理等になります。

2.正誤(お詫びして訂正いたします)

(1) P46の下の囲み「●地域連携小児夜間・休日診療料2」に「C当該医療機関に専ら小児科を担当する保険医が常時1名以上配置」を追加します。
(更新日06年5月8日)
(2) 同様にP47の図、下の「A医療機関(届出)」の「24時間体制を確保」の下に「専ら小児科を担当する保険医が常時1名以上配置」を追加します。
(更新日06年5月8日)
 
掲載日:2006.05.09
医療政策ウオッチ
 1958年生。81年日本大学経済学部経済学科卒業、(医)河北総合病院医事係長、亀田総合病院の分院医事課長、情報企画室室長など計18年の病院勤務を経て、05年より鞄本医療総合研究所主席研究員(専門は診療報酬制度)。他にメディカル・マネジメント・オフィス代表、関東学院大学大学院経済研究科、大東文化大学環境創造学部、早稲田速記医療福祉専門学校で非常勤講師を務める。主な著書は、「楽しく分かる医療経営(雑)学」(医療タイムス社)、「2006年診療報酬改定のポイント解説とシミュレーション」(日本医療企画)など多数。
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